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ごあいさつ

MESSAGE

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公益財団法人 日本卓球協会会長
藤重貞慶

公益財団法人日本卓球協会は2021年7月12日に創立90周年を迎えました。


こうして90周年を迎えられましたのは多くの方々の支えがあってのことであり、先人のたゆまぬ努力、教育・育成といったことの積み重ねの賜物であります。90年を支えてくださった卓球人の皆さまに心から感謝申し上げます。

試合に出場する選手たちの登録会員者数は、2000年には26万人でしたが、2019年には36万人に伸び、年々増加傾向にございます。その中でも、とりわけ中学生の競技者が増えていることに感銘を受けております。これは、中学校の先生方の日頃のご指導があってこそだと本当に感謝しております。若い世代の競技者数が減っているスポーツが多いと言われているにもかかわらず、卓球の競技者数が増えている背景には、卓球というスポーツの魅力と同時に、世界の舞台で活躍する第一線の選手が若い世代のロールモデルとなり、中学生、さらには小学生が憧れを持って一生懸命に競技に励んできたことがあるように感じます。卓球の競技者登録人口を50万人、100万人と増やし、卓球が国民的スポーツとなることが私の願いです。

日本卓球協会が90周年を迎えられましたのも、競技者をはじめ、競技者を支えてくださるご家族やご友人の皆さま、競技者に活躍の舞台を提供してくださるパートナー企業の皆さま、大会運営に携わる方々、ボランティアとして支えてくださる方々、そして、試合会場やテレビの前、最近ではソーシャルメディアを通して選手たちに声援を送ってくださる多くのファンの皆さま、さまざまな方が卓球ファミリーとして卓球界にご支援くださったおかげと、心より感謝申し上げます。

卓球界が今後、一層の発展を遂げていく上でも、そういった卓球ファミリーの皆さまのお力添えが不可欠となります。次の100周年はもちろん、その先の未来に向けて、卓球界をより盛り上げていくべく、今後とも温かいご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
 

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